息苦しさ、喉の違和感、脱力感
報告者:野間 実(てんびんカイロプラクティック整体院)
2014.1.6
【クライアント】 | 30代 女性 外国出身 地元の高校卒業後、日本に留学。日本で就職後、日本国籍を取得。 数年前、出身国の方とご結婚。 |
【主訴】 | 息苦しい、喉の違和感 脱力感…仕事を辞めた前後から発症。 その他 肩こり |
【治療】 | 2011年9月20日に初来院 1回目から5回目までAMのみ。 ⇒肩こりが初回でなくなる。 ⇒息苦しさもその場では消失。しかし、繰り返し息苦しくなる。 6回目からAM+PCRT ⇒PCRTでは、地元から遊びに来る親戚のことで反応することが多い。 ⇒施術をするたびによくなるが、繰り返し同じ症状が現れる。 ⇒脱力感がかなり改善される。 12回目 「視覚」―「人」―「過去」―「前の仕事関係」 ⇒上司への不満(上司が仕事を押し付けてくる。上司は仕事をしない。仕事の実績は全て上司のものになる。仕事上の提案をしても、上司は聞き入れてくれなかった等) ⇒施術後、かなり改善された。 17回目 「姿勢」「立っている時」「家の中(台所)」 (前の交際相手とよくご飯を一緒に作った。しかし、その方とは別れた。) ⇒両親が離婚していて、その問題を引きずっているようだった。 ⇒涙を流しながら、笑顔で「治りました」と言われて帰って行かれた。 ⇒喉の違和感も同時に消失した。 |
【考察】 | その後、定期的に来られているが、息苦しいという症状は、今(2011年12月24日)のところ出ていない。 この方は、特に前の仕事での上司との関係、台湾にいる父親との関係、親戚、前の交際相手が影響していた。前の交際相手との関係では、父親から男性についてネガティブな話を聞いて育ち、その考えがどうしてもぬぐいきれなかったと言われていた。 その後、メンテナンス中にPCRTをしていると、父親との関係がうまくいっていないことが、いろいろな人間関係に影響していると気付かれていた。そういった考え方や感じ方が症状に影響していたことなどがPCRTを通して理解できて、安心できたようである。 |