足がつる、チクチクする、めまい、左腕がしびれる

 
報告者:野間 実(てんびんカイロプラクティック整体院

2014.1.6

【クライアント】 50代 女性 福岡県内在住
【主訴】 足がつる、チクチクする めまい 左腕がしびれる
毎晩、両足がつり、不安で眠れない。体中、特に足がチクチクする。
【治療】 2013年5月24日(金)
アクティベータで施術後、PCRTに移行する。
話を聞いていると、症状が出てくる直前、近所の歯科医院で抜歯をしたとのこと。
そのとき、かなり手荒にされ、嫌な気分が残った。その後、その歯科医院の前を通るだけで、なんだか嫌な気持ちになり、症状が出てきそうと言われた。
→歯医者さんでの場面で調整   

2013年5月28日(火)
アクティベータで施術後PCRTに移行する。

「拘束」・・・施術2回目ということで、内容を詳しくはお聞きしなかった。
「嫌悪」・・・歯科医院での出来事。
 
2013年6月4日(火)
状態は、かなり良くなっていると喜ばれていた。
両足:「孤独」・・・独身で父親と一緒に暮らしていると言われていた。
左腕:「恐怖」・・・父親が高齢なので、亡くなった後のことが不安と言われていた。
 
2013年6月8日(土)
前回、てんびんカイロから帰る途中、両足が無理やり回内(内側に回る)するような感じになり、気持ち悪い症状が出たと言われ、予約していた日より早めに来られた。
前回てんびんカイロから帰る途中の場面+「喜び」
てんびんカイロに来られた時は、毎回天神や博多駅ビルで買い物を楽しまれているとのこと。特に、前回の施術の日は、以前からとってもほしかった物を買うことができて、とても喜びながら家に帰られたと言われていた。
その喜びと症状がたまたま結びついたようですと説明すると、「私って単純ね」と笑いながら納得された。
 
6月14日(金)
両足:視覚情報―絵―意欲・・・趣味で絵を描いているとのこと。
:料理―「意欲」・・・友達の家で料理を振る舞うことになっていて、何を作ろうかわくわくしているとのこと。
つりそう:自分の治癒力に対しての「自信」
 
6月17日(月)
両足:恐怖・・・毎朝つるのではないかという不安。
両手:不快・・・いろいろな症状があること。
 
6月25日(火)
両足:「喜び」「連帯感」・・・数日前に、久しぶりに友達に会って楽しかったと言われていた。
「恐怖」・・・父親が亡くなった後、一人暮らしをする不安。

【考察】 その後、症状が落ち着いたので、メンテナンスで来られる様になった。
この方は、歯科医院での嫌な思い出から、症状がひどくなった。そして、主に趣味(買い物、絵、料理など)の喜びや友人との連帯感、そして父親が亡くなった後の不安が症状に影響していた。
PCRTでソフト面の施術をしている間、特に感情面の特定では、笑いながらとても楽しそうに受けられていた。それらの感情が症状に影響していたことがわかり、本人も安心できたようである。
他の患者にも、そういった雰囲気で施術をしていきたい。