女児のじんましん
報告者:岡部 留美(カイロプラクティックすかっとハウス)
2015.6.15
【患者】 | 6才6ヶ月 女児 |
【主訴】 | じんましん 3才3ヶ月の時、日本脳炎ワクチン接種の当日夜に蕁麻疹発疹。以後、部位不特定、発症タイミング不定のまま3年6ヶ月経過。(発疹間隔が一週間空くことは無い) アレルギー科に受診した際、卵にアレルギー反応があると診断。 |
【施術】 | 第1回目11月15日 フィンガー検査で脊柱に陽性 次に、カラー調整法(オレンジで打ち消し) 第2回目11月26日 1回目の治療後、蕁麻疹は出ていないと云う。 脊柱EB1ヵ所のみ。 第3回目12月5日 11月28日に蕁麻疹が一度出たが、すぐ引いたと親の証言。 本人に、「痒い痒いになったの?」と問うと「イイヤー」と、全く痒くなかったようで意識になかった。 この日、リンゴを食べても蕁麻疹が出ると訴え、カラーで調整(オレンジ) 第4回目12月19日 前回の当日、リンゴを5ミリほどのスライスにして2枚食べたが発疹は出なかったと。 脊柱EBブロック1ヵ所にPCRT振動法のみ。 第5回目1月9日 脊柱EBブロック1ヵ所にPCRT振動法のみ。 前回の治療から20日経過したが目立った発疹は出ていない。 |
【感想】 | 患者が幼い子供なので、ちょっとの時間も、じっとしていられない事と、PCRT振動方法を使おうとすると、ケラケラ笑って転げ回りタイミングを掴むのが難しかった。 「痒い痒い」のイメージと言っても、上手く伝わるか心配だったので、実物の卵とリンゴを触ってもらい、「はい、卵です」卵掛けご飯をします。「食べまーす」「アアー美味しい」「痒い痒いにはなりません」と誘導イメージを促しながら進めました。 これで本当に効果が出るのか半信半疑でしたが、1月9日の最後の治療以来、怪しいのが一度あったが直ぐ引き、特に痒がる発疹はないとの報告でした。(6月12日現在) 先に母親が患者だったので、話の流れの中で娘の症状を聞き、心身条件反射療法(PCRT)の説明をしました。 薬を使わない療法に大変、感激を受けられました。 |