頭痛
報告者:平野 健(ハートカイロ整体院)
2020.2.29
【性別・年齢】 | 女性・30代 |
【仕事】 | 販売アルバイト |
【主訴】 | 頭痛 |
【症状】 | 頭痛、無気力、眠気 特に夕方から慢性疲労があり帰宅直後 2~3時間の睡眠をとる、慢性的で20代からの悩み。 |
【既往歴】 | 過去にパニック障害、うつ病 現在再発無し |
【検査手順】 | アクティベータ(以降はAMと簡略) からクライアントとの信頼関係を 意識しながら必要に応じてPCRTを導入 週1回のペースでご来院。 「1回目」 動作によって症状が悪化しない、嘔吐などない事 又両側性である事から緊張型頭痛の可能性を考慮。 AMで神経系を整え筋肉のバランスを調整 施術直後は劇的な変化はありませんが、体がなんだか軽い 感じがすると感想を頂きました。 「2回目」 体が軽くなった事もあって、頭痛の痛みレベルを最初 10/10として7/10に低下(口頭確認)しかしその後、変化がない状態 新しい試みとしてPCRTをご提案すると試してみたいと同意を得た。 体の変化を伝えやすくする為、加算振動法を試験的に導入 うつ伏せ状態で上部胸椎にEBを確認、呼吸振動法でEBを調整。 AMでなく「PCRT呼吸振動法」で脚長が整う事を説明 クライアントは下のモニターにてPCRT呼吸振動により 体が整う事を体感的にも視覚的にも確認して頂いた。 「3回目」 加算振動法とAMにより、頭痛は6/10と痛みレベルは低下 PCRT呼吸振動法の感想を聞くと「不思議な方法だが変化を感じる」 との感想。 そこでソフト面の調整が必要かPRTを行うと陽性 クライアントにメンタル面の調整を試して良いか確認し 了承を得たのでソフト面の検査を実施。 「ソフト面検査チャート」により 大脳辺縁系→感情→否定的→恐怖で反応 話せる範囲で内容を伺うと店長に苦手意識があるとの事 さらにで反応を見ると悪い人では無いと思いつつも 口調が強く委縮してしまうで陽性反応。 もう一度、さらにで反応しなかった為 「店長で委縮するイメージ」をしてもらい 「PCRT呼吸振動法」で調整。 調整後、「店長で委縮するイメージ」でPRTは陰性となる 「ほかにで再チェック」 恐怖→感情チャート→大脳辺縁系→ソフト面検査チャートが 陰性であった事から本日の施術を終了。 「4回目」 状態をお聞きすると 痛みレベルは4/10少しずつ頭痛は軽減 AM後にPCRTで再チェックを行う、すると 「店長で委縮するをイメージ」で陽性に戻っていた。 そこで店長を深堀しさらにで検査を進める すると「口論が苦手で我慢している自分」で陽性 それ以上のさらにで反応は無し。 ここで「PCRT呼吸調整法」を行う。 再度「口論が苦手で我慢している自分」をイメージてもらいPRTで陰性 再チェックで 店長→恐怖→基本感情チャート→大脳辺縁系→ソフト面検査チャートが 陰性であった事から本日の施術を終了。 「5回目」 頭痛のレベルは3/10に減少 アクティベータの後PCRTを行う 前回の「ソフト面検査チャート」で再チェック 大脳辺縁系→感情→恐怖→店長→口論が苦手で我慢いている自分 結果は陰性 頭痛レベルは3/10に減少した事から クライアントに確認し月1回のメンテナンスに変更 |
【まとめ】 | 頭痛は軽減したものの慢性疲労は残っており課題 現在もメンテンスを行っています クライアントはもとから繊細な性格です 周りに気を使い、神経をすり減らす傾向があり 本人も自覚されています 気を配る性格は長所になりますが過剰に働く場合があり 結果として誤作動につながったケースだと推測します クライアントからは 店長への苦手意識はまだあるものの 気ならない事が増えたと聞いています 完璧な人間がいないように、誤作動がゼロの人間もいないと 感じていますので、今後はその誤作動が過剰にならないように 継続して心と体の両面をサポートさせて頂きます |