主婦湿疹(アレルギー性接触湿疹)

 
報告者:菊地 光雄(カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・K

 

【患者】 Oさん 42歳 女性 教諭兼主婦
平成17年4月25日 初検
【主訴】 喘息による夜間時の呼吸困難、腰痛 肩こり 湿疹に関しては治らないもと思い込み、初検時の主訴には無かった
湿疹に関しては20年前から発症し、皮膚科でステロイド含有の塗り薬を処方されたが改善せず。

【病歴】 アレルギー体質 喘息 鼻炎 アトピー 湿疹 肩こり 腰痛
【治療】 2,3回のAMCTで腰痛,肩こり改善。その後5回治療後,夜間時の呼吸困難改善。その後接触性皮膚炎の治療を行う。
PCRTは、「肺経」「大腸経」「心経」のブロックが合った。「人」「仕事」「生徒」「汚い」の感情ストレスがみつかりブロックを開放していく。
中でも「生徒と手をつなぐのが汚い」という感情が強く影響していた。開放するまでに10回以上の治療が行われた。
治療10回位で改善がみられるが、何度か再発する。15回で再発なし。治癒。

【評価】 現代医学ではアレルギー疾患は難治とされているが、アレルギー性疾患が発症する引き金(原因)がストレスにあることに目をむけ、ソフト面の治療をPCRT(心身条件反射療)で抑圧された感情を開放する治療を行うことにより早く改善する。
Oさんは、職業的に生徒と手を繋ぐ機会が多い。実際には手を繋いで生徒と遊戯したりする「喜び」は感じているのだが、その反面潜在的には「汚い」「汚れる」という感情があったようだ。その潜在的な感情が無意識下の感情となって「肺経」「大腸経」「心経」のエネルギーブロックをしていたと考えられる。