第61回基礎2 2018.5.15-16

 
<開催日>    2018年5月15日~16日
<開催場所> 東京 港区芝大門1丁目1番3号 日本赤十字社ビル
 
■ 学習内容

    • PCRT総論
    • 「生体反応検査法」
    • 機能評価チャート(New)
    • 目安検査
    • 筋膜系検査調整法
    • 興奮系(部位別マッスルテスト)
    • 反復検査と調整法
    • ブレインマップ脳領域調整法
    • 頭蓋骨、顎関節関連調整法
    • 蝶形骨頭底結合調整法
    • 平衡機能と構造
    • 前庭器官機能の検査と施術
    • 小脳機能の検査と施術(New小脳機能テスト)
    • 脳神経関連の検査、施術
    • メンタル系施術の導入
    • 辺縁系領域検査のゴールデンルール
    • 4つのマインド設定
    • 基本感情チャート(文字情報)
    • 基本感情チャート(認知)
    • 分野・立場・時系列
    • メジャーのマインド設定
    • 選択のマインド設定
    • カルテ記録の仕方
    • PCRT自己療法(心身のリハビリ)の指導
    • 治療後の説明

■ 講義
オリエンテーションと概論を野間が紹介し「検査と調整の流れ」を保井先生から説明がありました。保井先生から、系の機能評価と目安検査の使い方などが説明されました。
 

 
初日の講義は國井先生から、筋膜系検査調整法、興奮系(部位別マッスルテスト)、反復検査と調整法などが紹介されました。菊地先生から、前庭器官機能の検査と施術、小脳機能の検査と施術、脳神経関連の検査、施術などが紹介されました。
2日目の講義は、土子先生から、基本感情チャートの使い方、分野・立場・時系列のチャートの使い方などが紹介されました。頭蓋骨の調整法を野間が紹介し、保井先生から、蝶形骨頭底結合調整法の調整方法が紹介されました。
そして、保井先生から全てのデモンストレーションが行われました。保井先生のデモは、普段の臨床でしている流れや、ワークのテーマに沿った手順が示されました。今回も、講義はポイントだけ絞った内容で、ワークで体験しながら理解を深めていくというものでした。

 
参加された先生方からの感想・フィードバック
 

  • ソフト面の施術に興味が出ました。
  • 今回の内容はたくさんの調整法があり、どのように使えるか混乱しているところがあるので、自分の中で1つ1つ見返して次回の為に自分のものに少しでもできるようにしたいです。
  • 自身に症状が全くと言っていいほど無く健康なため、実感できる事が少なかったが、PRTによる反応やその調整の際に驚くほど力が入らなかったりするため、明確に実感できた。

 
施術を受けられた先生方からの感想
 

  • 反応したイメージや文字が全て当てはまっていたので驚きました。調整された時の安心感もすごく感じました。
  • 施術を受けていると「フッ」と軽くなる瞬間があってとても面白い。
  • 施術を受けてまさにドンピシャでした。今日から自己治療をします。
  • 足が痛いのは何かメンタル面がからんでいると思っていたのですが、明らかになって良かったです。
  • 気持ちよく腑に落ちて頭の中がクリアになった感覚です。

 
■ ワークショップ 
今回は、受講生の人数が15人でテーブルが4台だったので、少人数でワークが行われました。一人一人、密度の濃いワークができました。受講された先生の満足度は高かったように感じました。
 
■ 症例報告
菊地先生から、「ムチ打ち後の体調不良」という題名で中学生への臨床報告がありました。子どもの施術の時は、両親との連携など大切なポイントを紹介して頂きました。
 
■  謝辞      
本研究会開催にあたり、熱心な受講生にご参加して頂きました。ありがとうございました。
また、エンタープライズの北島さまにご協力いただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
 

(文責:心身条件反射療法セミナースタッフ 土子 勝成)