第48回中級1 2015.9.6-7

 
<開催日>    2015年9月6日~7日
<開催場所> 味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター
 
■ 学習内容

    • 反射系 関節系→頭蓋骨、顎関節
    • 内分泌系
    • 内臓系
    • エネルギー系 →経絡、チャクラ、肉体内外
    • 大脳辺縁系→上級感情

 
■ 講義    
講義は保井、土子、国井、野間、菊地の5名のインストラクターにより進められました。
 

 

今回より野間インストラクターがプレゼンターに加わり、講義のはじめに受講生のモチベーションを高めるために「PCRT導入」のプレゼンを行いました。受講生も3年後、5年後の臨床家としてのあり方や、研究会に参加する意義を自ら考え、ゴール設定が明確になったと思います。
 
保井インストラクターからは「復習・チャートに沿った大脳辺縁系、反射系の事例」の講義があり、施術の際のマインド設定、チャートに沿った進め方と原因特定のマインド設定と調整後の「さらに」「ほかに」で深めて調整後のフィードバックを行いながら進めることで効果的な施術ができるということでした。
 
「すべての患者が施術者の提供するものを望んでいるとは限らず、また提供したものを断ることができない事があり、それを無理に進めることは、患者と施術者のあいだに不一致が起きてラポールが構築できず、良い施術ができない。PCRTでは最初に『患者が潜在的に望んでいるベストな施術はなにか』を検査することが大切である。」という講義中の話が印象的でした。
 
一日目の各担当プレゼンター
◆頭蓋骨、顎関節・・・・野間
◆東洋医学概論、経絡・・國井
 
二日目の各担当プレゼンター
◆チャクラ・・・・・・・菊地
◆肉体内外・・・・・・・野間
◆大脳辺縁系・・・・・・土子
 
各プレゼンの間には、保井インストラクターが受講生から症状の原因EBを実際に取り除くデモを行いました。
 

 

 
■ ワークショップ 
ワークショップは4つのテーブルを設けて、テーマを自由に選択して行われました。
1.反射系:顎関節、頭蓋骨
2.エネルギー系:経絡、チャクラ
3.大脳辺縁系:上級感情
4.生体反応脳検査
各テーブル5~6人位に別れ、テーブルごとにインストラクターの指導のもと、テーマの実技復習やフィンガーテストやマッスルテストなどの生体反応検査法の復習を行いました。
基礎1、基礎2からの系統性があり、基礎1、基礎2に不参加の方には戸惑いもみられましたが、最新のプロトコルチャートに沿って進めていくことによって手順はスムーズに進み、効果も実感できたようです。久しぶりに受講された先生はPCRTの進化に驚きを感じた様子でした。また、プロトコルチャートによる進め方でわかりやすくなったという声も聞かれました。
 
■  謝辞
 本研究会開催にあたり、多くの受講生のご参加ありがとうございました。
また、自律神経計測器のデモ機の展示でご協力いただきました陽春堂さま、専門書の販売でご協力いただきましたエンタープライズさま、この場をお借りしてお礼申し上げます。  
 

(文責:心身条件反射療法セミナースタッフ 菊地 光雄)