第45回上級2 2015.3.1-2
<開催日> 2015年3月1日~2日
<開催場所> 東京都港区 日本赤十字社ビル 101会議室
■ 学習内容
- 反射系、大脳辺縁系、大脳皮質系の三層構造ポイント特定法
- 「信念チャート1」に対する質問と進め方
- 「信念チャート2」に対する質問と進め方
- アレルギー治療のための概念
- アレルギー反応の種類
- アレルギーの種類
- アレルギーの施術
- 摂取・消化・吸収に関する検査と施術
- サプリメント・薬剤の適合検査・適合治療
- 乳幼児・小児へのアプローチ
- 動物
- 遠隔治療
- PCRTにおけるコーチングの応用
- 直観的思考を養うために
- 治療院で活用するコーチング技法
- ラポールの構築
- 「誤作動」(EB)検査のアプローチの仕方
- メタモデル
- ミルトンモデル
- パターンチャートの活用
■ 講義
講義は、保井インストラクターによるプレゼンが行われた。
上級2では、信念のチャート1と2、食物アレルギーチャート、真菌・細菌アレルギーチャート、花粉アレルギーチャート、動物アレルギーチャート、衣類アレルギーチャート、金属アレルギーチャートと沢山の種類のチャートを用いた施術が紹介された。PCRTの特徴である適応力を高める治療法をより深く学べる講義だった。
■ ワークショップ
ワークショップは5つのテーブルに、3人から4人の分散となった。スタッフも受講生と共に互いの治療を体感した。
上級2ということで、信念の奥にある信念という深い気づきを引き出すために、コーチングの手法を取り入れた質問力を高める方法を学んだ。
そして、アレルギー治療の手順では、段階的に深く治療を進める方法を学んだ。
さらに、遠隔治療を実際に行い、効果を体感した。
■ 症例報告の様子
今回、北野先生(ペット診療でのPCRT活用例)、野間先生(頸部痛の症例報告「心と体を一緒に見てもらえる」)の症例報告があった。
獣医師である北野先生の症例には、PCRTの要素が上手に取り入れられた治療と、患者さんの意思を尊重するアドバイスが印象的だった。
野間先生の症例は、コーチングの手法を生かした事により、患者の深い気づきを得る事が出来、その後の治療に繋がっていくケースを紹介された。
■ 新たな認定者の誕生
今回、新たにマスター認定者2人が誕生した。難易度の高い筆記試験と実技試験をパスした2人の、今後の活躍に期待したい。
■ 謝辞
本研究会開催にあたり、熱心な受講生のご参加ありがとうございました。
また、自律神経計測器の紹介でご協力いただいた陽春堂さま、専門書のご紹介でご協力いただきましたエンタープライズさま、この場をお借りして感謝申し上げます。