第88回上級(東京実技) 2021.11.21

 
 患者として改善した症状を施術前と施術後で教えてください
 

    • 右の仙腸関節痛
    • ・治療前の症状は、立位・座位・側屈で痛み
      →意味記憶で調整
      ・治療後、全ての症状がVAS8→2に改善
    • <術前の経過>
      PCRTセミナーの前になると怪我をする傾向があった。ちなみにアクチベータのセミナーでは、痛みを抱えた状態で参加することはほとんどなかった。
    • 過去の経験で、大学生の頃にアレルギー症状が酷くなり運動が出来なくなった。その時通っていた鍼灸の先生に「君は気が大きいから大丈夫」と言われ嬉しかった。その年のうちにほとんど症状が消失し、大会でも3連覇した。その成功体験から、「身体に不調が出た後、大きく飛躍する」という快ループの意味づけがされていた。
    • <術後の経過>
      何かをバネに這い上がるというストーリーが好きなのかもしれない。という思いもあったが、症状も自分の環境も、悪くなってからの方が成長できるという都合の良い解釈をして、課題から目を逸らしていた自分に気がついた。
      「自分や他者の視点」などという所ではなく、大きな流れがあるんだと思った。
      その大きな流れと自分の中の流れが、制限が起きないよう、流れをより大きく出来るよう努めていきたい。
    • 保井先生に治療して頂きました。頸の右回旋時の圧迫感と可動域制限があったのですが、治療後は圧迫感も少なくなり(体感では10→3)可動域制限は完全に、回復しました。次の日の朝も頸の状態が良いのを実感しました。 ありがとうございました。
    • 忙しい時、考え事をしている時に目をギューっとつぶる、こわばる症状が、保井先生に施術して頂いた後はスッキリし、今もほとんど出現せずに楽になりました。
    • 今回は治療をするときに言葉がうまく出ない時があるという症状に対して治療していただきました。
      翌日の治療では、自信を持って言葉がスラスラ出てきたような気がします。患者教育としても同じような症状が出た時に、治療してもらったキーワードを覚えて、セルフケアを行うように指導していく必要性を改めて感じました。

 


 
施術者として課題や改善点を箇条書きにしてください
 

    • 認知調整法のキーワードの説明や質問がいまいち
    • 共感する・共鳴するという感覚、そして宇宙全体のエネルギーの流れを意識する
    • 治らないと患者のせいにしてしまう。反省しなくてはならないとも思っているが、本当に患者のせいもあるんじゃないかと思っていて、あまり反省していない。引き出せなかったことに反省しているが、治す事自体には反省していない。
    • 患者様への治療の説明、情報の共有など今回のセミナーで、コーチングの一端を体験させてもらい、コーチングの必要性を痛感しました。
    • 施術中、フラットな状態、無意識で無意識の探索をする
    • 施術者のラインではなくて、患者のラインに寄り添う
    • 施術中、その空間、その時間を楽しむ。待つことに価値がある
    • 課題としては、常に患者の症状に対して先入観を持たずに、ニュートラルで治療にあたること。
    • アドバイスなどをしないように、あくまでも患者の出た反応に対して質問したり伝えたりすることに徹する。

 


 
初めてセミナーを受けてから今日まで、施術者として上達できたところを箇条書きにしてください
 

    • 空間ブロックで患者さんとの共通認識ができる
    • 自分が感じ取れたEBは、調整できる
    • 筋、骨格系の症状の改善。
    • 体をエネルギー的に捉える事により、様々な症状にも対応できる自信がつきました。
    • そして、アクティベーターやPCRT、保井先生との出会いで、色々な考え方ができるようになった事は治療家としてだけではなく、私の人生にも大きく影響を与えて頂きました。この場でお伝えするは失礼かと思いましたが、感謝の気持ちを伝えようと思い書かせていただきました。患者様の症状が改善し、よろこんでいる姿を見ると、いつもこの治療法に出会えて良かったと感じます。ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。
    • 以前よりEB、誤作動記憶の理解が深まり、臨床で結果を出せるようになった
    • 患者のラインに寄り添うが以前よりスムーズに出来るようになった
    • 臨床の幅がひろがり、発声障害、パニック障害、うつ症状、痙性斜頸、吃音・・
      アプローチ出来るようになった
    • 改善する人 しにくい人の本質的な原因の理解が深まった
    • まだまだ奥の深い治療法なので自分の治療が本質や真髄に到達するには程遠いですが、施術効果やPCRTの学習を通じて身体のより有機的な働きを理解することが出来ました。