脇見恐怖症(視線恐怖症

 
報告者(施術者)情報:
● 報告者氏名: 鶴見茉由
● 臨床歴(開業歴): 6年目
● PCRT 歴: 3年
● 施術院名: 接骨院くら
● 報告期⽇: 2025 年 9 月 7 日
 
症例テーマ:
● 脇見恐怖症(視線恐怖症)
 
はじめに:
● 中学2年生の時のクラスメイトの言葉がきっかけから、約30年脇見恐怖症の症状に困っていました。カウンセリングを受けたり、脇見恐怖症改善セミナーなどを受けましたが改善せず。色々と調べていたところ当院のホームページに辿り着き来院されました。初めは治療法に疑いがありましたが、効果を感じていくうちに信じられる治療法へ変わっていきました。
 
症例要約:
● 完治
● 治療期間:2025 年 5⽉14⽇〜2025 年 7⽉2⽇
● 通院回数:6 回
● ⼀回の治療時間:30 分以内
● 治療経過の良し悪し:良し
● 治療経過の要約
:初めは治療法に疑いがありましたが、効果を感じていくうちに信じられる治療法に変わっていきました。回数を重ねる度に色々な気づきがあり、順調に改善していきました。
 
患者の愁訴:
● 視界に人の顔が入ると気になってしまう
● 気になったらドキドキしたり、汗をかいたりする時もある
● 自分の視線が人を不快にさせているのではないかという気持ちでいっぱいになる
● 気にならないように待合室など人が集まるところでは目を閉じることで安心する
 
患者情報:
●年齢: 42 歳
●性別: 男
●職業:会社員 (ドライバー)
●患者の特徴(簡単に):目が合わない、待合室では目を閉じて待っている、話すと元気に振る舞う
●発症時期:28 年前(14 歳から)
 
発症からの経緯:
● 14 歳(中学 2 年生)の時、クラスメイトに「不必要に人の顔を見るな」と言われ、「自分の視線は人を不快にさせるもの」と思い、それから人を見ないように気をつけて生活し、視線が気になるようになった
● 症状を改善したいと思い、カウンセリングや脇見恐怖症改善セミナーに参加したが変化がなく、他に方法はないか調べていたところ当院に辿り着いた
 
治療回数毎のスケール表:
 

  初回 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目
症状の程度 10 4 2 0 0 0
症状に対する予期不安 10 8 6 0 0 0
CGI-I(初回と比較した改善の程度)   3 2 1 1 1
CGI-S(初回の症状の程度) 7 ←初回時のみ入力      

 
考察
中学校のクラスメイトからの言葉がきっかけで約30年間困っていた脇見恐怖症。
「自分の視線は相手を不快にさせるもの」と思っていましたが、PCRT 認知調整法で調整していくと自然とその解釈がほぐれていきました。生活するのも疲れてしまうほど困っていた症状を本気で改善したいという思いが改善の道へと進んでいったと思います。
2 回目の調整時、「見栄っ張りな自分」がいることに自ら気がつき、「ありのままの自分でいいのだ」と解釈が変わったことも大切なポイントだったと思います。
「自分は気持ちが悪いから、脇見があるから」と自分自身にレッテルを張り自己否定をしていた思考から、「自分のやりたいことをして良い、楽しいことをしよう」と今の自分を見 て、今の自分を認め、未来に目が向いた時に脇見恐怖症の症状は無くなっていきました。
「時間を無駄にした」という感情が湧き出てきたことに対して、患者様は「この感情が出てくることは治ったからだ!」と話しており、自己否定する思考から変化が出たことを実感しました。
カウンセリングや脇見恐怖症改善セミナーで改善しなかった症状が、PCRT 認知調整法で改善した要因は心の混線、心のルール、誤作動記憶に気がつき、自らの解釈が変わったことが改善した要因だと思います。
生活する中で人との関わりは避けられないことですが、この方のように視線が気になり生活に困っている人がいると思います。患者様の中には PCRT に出会うことで生活がしやすくなりました!という方が多くいます。PCRT の魅力は症状が改善するだけでなく人生が変わることだと思います。
PCRT が世の中に広がり、多くの困っている方へ届くことを願っています。
そのために治療家として臨床で結果を出すことにこだわり続け、患者様に貢献していきたいと思います。