首、肩、背中の張り

 
報告者:石井 克昇石井堂街の接骨院

2017.2.9

【年齢・性別】 30歳代女性
【主訴】 首、肩、背中の張り
【施術開始】 患者様と施術者の相談の上、アクティベータメソッド+PCRT(心身条件反射療法)の施術に決定しました。

症状イメージ陽性反応

背中、肩、首の物理的刺激で陽性反応
落ち込みで陽性反応

機能評価では

筋骨格系
自律神経系
メンタル系
アレルギー系

が陽性反応を示しました。

最初にアレルギー系が反応がありましたので、検査すると、吸引でニセブタクサで身体が緊張パターン(陽性反応)を示します。深くみると、嗅覚の場面で陽性反応を示します。振動法で調整するも陽性反応のままなので、より深くみていくと、価値観の愛情の文字情報に緊張パターン(陽性反応)を示します。立場は娘としてで緊張パターン(陽性反応)を示します。そこで患者様は「昔、姉妹で喧嘩した時(それが特定の場所でニセブタクサが生えていた場所)に妹ばかり母にかまってもらっていて自分は母から受けたい愛情が理想よりも低ったという。」

上記まで無意識に形成された身体を不調に招く誤作動記憶に気付き、調整後、ニセブタクサの刺激に対する緊張パターン(陽性反応)がリラックスパターン(陰性反応)へ変化しました。

その次にアクティベータメソッドによる末梢神経の神経関節機能障害の除去に加え、信念の自省心(仕事仲間に冷たくしてしまった。)に関係する事が脳が不安定になるスイッチをオンする脳の誤作動記憶に気付き、施術後の落ち込みスケール(8→0)となり、首、肩、腰の症状イメージ及び物理的刺激もこの一回の施術で陰性に変化しました。

【考察】 患者様は筋骨格系の症状を訴えて来院しましたが、アレルギーが関与していました。アレルギー系を調節した時に、アクティベーターメソッドなどのハード面を調節する前に、すでに身体が楽になったとおっしゃりました。

筋骨格系の主症状でも、様々な関係性があると再認識できる症例でした。