第112回中級2 2025.9.7-8

 
<開催日>    2025年9月7日~8日
<開催場所> 東京・浜松町 味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター
<受講者人数> 18名
 
■ 学習内容
<1日目>
第1章 システム思考とPCRT
第2章 各種チャートの解説
第3章 三層構造ポイントによる目安検査
第4章 記憶とPCRTの臨床研究
第5章 「意味記憶」と「エピソード記憶」の調整法
第6章 PCRTによるアレルギー治療
・呼吸器系アレルギー
・皮膚症状(アトピー性皮膚炎・蕁麻疹)
・消化器系症状(腹痛・下痢・吐き気)+食物アレルギー症状
 
<2日目>
第7章 メンタル症状へのアプローチ
・トラウマ・パニック障害の調整法
・気分障害の調整法 
〜症例報告〜
・大人の発達障害の調整法
・睡眠障害の調整法
 
■はじめに
LCA代表 保井先生から8月3日に開催された【LCA25周年記念シンポジウム】の報告と、無事に開催できたことへの感謝の言葉が述べられました。LCAがこれまで歩んできた道のりの素晴らしさをあらためて確信するとともに、これからの未来に向けた道標についても語られました。

 
 
■セミナー内容
今回のセミナーでは、西洋医学では改善が難しいと言われている症状に対するアプローチを学ぶことができました。PCRTの醍醐味である「記憶」へのアプローチ(意味記憶・エピソード記憶)を保井先生のデモ治療を見させて頂き、その後グループワークで実践し、臨床で結果を出せる力を身につけることを意識し学習できました。
「核となる反応=治療効果につながるEB反応」を診ることをテーマに受講生同士で反応を確認しました。


 

 

 
 
■症例報告プレゼン
・鵜澤朋矢先生「耳の閉塞感とその不安感に対してのPCRT」
・鶴見茉由先生「脇見恐怖症(視線恐怖症)」
・石田尚也先生「バック転イップス〜チアリーディング・タンブリング競技者の症例〜」


 

 

3名のPCRT認定者にプレゼンして頂きました。病院では改善しにくい症状に対してPCRTの介入で患者様へ貢献されていることを嬉しく思います。
 
★認定試験★
シルバー認定試験合格: 菊野薫先生
プラチナ認定試験合格: 鶴見茉由先生
 
認定試験合格おめでとうございます。
今後の更なるステップアップとPCRT臨床家としての活躍を期待します。

 
 
施術を受けられた先生方からの感想
・その場での変化よりも、今後どうなっていくかが楽しみな結果でした。
・なんだか術者の考え、答えの方向に操作されている感じがする時がありました。
・エピソード記憶と身体の症状との関連を実感しました。
・ずっと悩んでいた一人の時に何も手が着かなくなる症状は改善されているように思えます。私もさらに学び、同じように悩んでいる方の力になりたいと思いました。
・アレルギー反応と自分の中の犠牲心という気持ちがリンクしていたことが分かった
・当日は疲れた感覚が高かったですが、今朝起きたらスッキリしています。
・施術後すぐに、左膝関節痛が軽くなりました。
・心の中のモヤモヤ感が軽くなりました。
・アレルギーと思っていたのが、大脳皮質と大脳辺縁系が関与していてそれを調整してもらったのが色々な気づきになりました。
・眠気NRS 6→2
・保井先生にデモ施術をしていただいた時に、自分の中にあった意識していない部分に気がついたときに自然と体が楽になる感じがして、無意識の誤作動が影響していることをまた体感することができました。ありがとうございました。
・全く意図していなかった反応が現れたことで自分の中の無意識だった部分が意識下に引っ張られたことで頭の中で繋がった感覚があり、改めてPCRTを体験、体感しました。
・気づきを得た時と、そうでない時があり、自分が行う際に一方的にならないように気をつけようと思いました
・手荒れについて施術して頂いた。 症状は落ち着きました。
実践でも感じたことですが、患者さん役もさせて頂いて、技術と共に、安心して心を開示できる人間力のある治療者であると、自分の無意識に触れやすく、最終認知に対する納得感も生まれやすくなるなと思いました。
・中途覚醒の施術を受けたのですが、ほぼ毎日1時間毎に覚醒していたのが、施術していただいた当日は覚醒はするも、その間隔が長くなっていました。
・人混みで疲れる症状に対して治療してもらいました。調整する前の症状イメージではすごく嫌な感じがありましたが、認知調整後同じイメージをしても嫌な感じはしなかったとともに、悪いイメージがしにくい感じがしました。イメージが変わることを体感しました。

 
 
■総評
PCRTは慢性症状、メンタル系、自律神経系症状に効果があることはもちろん、スポーツ障害、外傷にも有効で外傷の早期改善、再発予防にも有効であることを再認識することができました。PCRT認定者の先生でスポーツ障害、外傷の施術にPCRTを取り入れて貢献されている先生も多くいらっしゃいます。
PCRTはメンタル系という認識の方がいらっしゃるかと思いますが、スポーツ障害はじめ、すべての疾患、症状にアプローチできる本質的な施術であることを多くの方に知って頂きたいです。
改善しにくい症状には「心理」「信号の誤作動」「記憶」が関係しております。
このような視点は他にはないアプローチかもしれませんが、臨床現場での結果が証明してくれています。
スポーツ心理のプロフェッショナル(大学教授)も認める施術をこれからも多くの先生方と学び合い、成長し、患者様へ貢献、そして【治療家×科学】が融合し、社会貢献へと進んでいくことを願っております。
(文責:倉持怜史)