第109回基礎1 2025.3.23-24

 
<開催日>    2025年3月23日~24日
<開催場所> 東京・浜松町 味覚糖UHA館TKP浜松町カンファレンスセンター
<受講者人数> 15名(初受講生4名)

【症状別テーマ】

    • 腰痛のアプローチ
    • 椎間関節性腰痛・椎間板性腰痛・坐骨神経痛・仙腸関節痛のアプローチ
    • 頸部痛・肩こりのアプローチ
    • 椎間関節性頸部痛・椎間板性頸部痛・胸郭出口症候群

 
■ 学習内容
一日目

    • 受講前課題の質疑応答
    • PCRT総論
    • 検査と調整の進め方の総論
    • 生体反応検査法(PRT)の総論
    • PRTワーク
    • 基本バランス検査
    • 筋骨格系(基本バランス)のEB検査
    • 振動調整法 & 脳リンク調整法
    • 筋骨格系(基本バランス)の調整

 
二日目

    • 1日目受講後の質疑応答
    • 腰部マッスルテスト
    • 腰部EB検査(腹臥位・仰臥位)
    • 腰痛編の症例別アプローチ
    • 頸部・肩部マッスルテスト
    • 頸部・肩部EB検査(腹臥位・仰臥位)
    • 頸部痛・肩こりの症例別アプローチ
    • 頸部痛・肩こりの症例別アプローチ

 
 
■講義
初受講生は事前課題として動画学習を行い講義に望まれました。
動画学習はとても分かりやすい内容に進化しており、繰り返し見ることで臨床で結果を出すヒントを学べます。
 

 
一日目
オープニングでは、篠崎大輔先生より受講者の心得についての説明がありました。
講義冒頭では、代表講師の保井志之先生が受講前課題に対する質問に回答し、受講生の日頃の疑問にお答えいただきました。
新たな試みとして、「どんな治療家になりたいですか?」をテーマにグループ発表を行い、それぞれのゴール設定を明確にしました。
講義は、保井先生によるPCRT総論のスライド説明からスタートし、構造論と有機生命論の違いを学びました。その後、検査と調整の進め方を理解し、生体反応検査法のワークを実施しました。今回より、股関節内転筋を用いたマッスルテストが紹介され、より多様な患者様に対応できる検査へと進化しています。
保井先生と土子先生による息の合ったワークデモでは、テンポよく講義が進み、実技ワークへと移行しました。受講生は良い緊張感の中、集中してテーブルワークに取り組みました。初受講生には、保井先生がPRTのポイントを一人ひとりにアドバイスし、受講生も積極的にワークに参加していました。
調整では、振動調整法と脳リンク調整法を用いて、脊柱の基本バランス調整を行いました。
 
二日目
二日目は、初日のセミナー後の質疑応答からスタートしました。
その後、腰部・頸部・肩部の症例別アプローチを実践的に行い、EBを取ることで症状が改善・消失することを体験しました。
保井先生のデモ治療では、受講生が患者役となり、治療の組み立てやEBの引き出し方を学びました。実際に困っている症状をその場で改善し、対面型セミナーならではの迫力を感じることができました。
症例報告では、谷井昌幸先生が「サックスイップス」、宮城清夏先生が「テニスイップス」について発表されました。お二人とも継続してセミナーを受講されており、臨床で確実に成果を出す力を身につけていることが実感できました。初学者にとっても良い刺激となったことと思います。
 
 

 
 

 
 
★認定試験★
プラチナ認定試験に谷井昌幸先生が合格しました。
おめでとうございます。
今後の更なるステップアップとPCRT臨床家としての活躍を期待します。

 
 
施術を受けられた先生方からの感想
• レッグテストやマッスルテストについての改善点を指摘して頂き、以前より反応をしっかりみれるようになりました。
• 去年より検査から治療までをスムーズにできました。
• 実践の中でEBを特定する感覚と、調整の感覚を体験的に得ることが出来また。
• 基本の目安検査は去年よりも安定したように思いました。 受講生からのフィードバックで、中臀筋マッスルテストがとてもやりやすくなりました。
• 検査に思い込みが働いていた事を実感でき、再度基本に立ち返って実際の臨床に臨もうと思いました。
• 頚部の回旋制限が調整後、引っかかり感が無くなり改善した。
• メジャーのEBを調整する意識が少なかったため時間がかかってしまった所を次に繋げたいです。
• 触診時に圧痛のような感覚だったものが、施術後に心地よい感覚になり、ソフトで丁寧な触診を心掛けようと思ったのとともに、施術の即時効果を実感した
• 左膝関節の痛みがありましたが、昨日、本日と施術を受けて、痛みがかなり軽減され楽になりました。
• 篠崎先生に診てもらった際に術後の検査の際に「初めてじゃ無いよね」と言われて僕の中でもサイクルパターンがある様な気が薄々していたのですが、それを反応で言い当てていた所が凄いと思いました。
• 股関節、手首などの痛みがだいぶマシになりました。
• 股関節は靱帯系にアプローチした時と、骨系にアプローチした時と、症状のとれ方がわかりやすかったです。
• 保井先生から頚椎の施術をして頂き、時間が経つに連れ、どんどん頚椎の痛みの症状が無くなり、改善箇所が広がっていく感覚がありました。
• 仰臥位で寝ているだけで膝の痛みが出ていましたが、基本バランスの調整のみで、痛みなく寝ていられるようになり、スムーズにしゃがむ事もできるようになりました。
• 首から背中の痛みで施術を受け施術直後から痛みの緩解がみられ、翌朝にはかなりスッキリとしていた。
• 両肩の張りがすごくスッキリしました。 肩はもちろんですが、視界や頭もスッキリしました。
• 講師の先生方の施術を見て、吸収出来ることがあったので、次回も講師の方々の施術を見て、感じて学べることを期待しています。
• 実技が多くてとても良かったです。

 
 
◾️総評
今年最初のLCAセミナーは、PCRT基礎1からスタートしました。
受講生の満足度を高めることを意識し、チームで切磋琢磨しながら成長し、最終的には患者さんや社会に貢献できるネットワークづくりを大切に準備を進めてまいりました。
今回のセミナーでは、初受講の方とベテランが互いに刺激し合いながら、テンポよく講義が進行しました。心地よい緊張感の中、受講生は集中して講義と実技に取り組むことができたと思います。
臨床現場で結果を出すことにこだわり、生体エネルギーを診る力を養う 。その目標に向かい、2日間を通してそれぞれの課題をクリアできたことを嬉しく思います。日頃の臨床で学んだことを実践でアウトプットすることの大切さを改めて実感しました。インプットとアウトプットを繰り返すことで、学習効果がさらに高まりますね。
また、セミナーを継続して受講されている先生方の成長は明らかで、患者さんへの貢献度が確実に高まっていることを確信しています。
「悩むことをやめてください」
保井先生のこの言葉が心に残りました。
それは、ただ悩んで堂々巡りをするのではなく、思考し、行動し、失敗を繰り返すことで道が開けていく、というメッセージだったのではないでしょうか。皆さんはどのように解釈されましたか?
セミナー後の臨床では、いつもとは違う感覚や視点で施術を行うことができ、昨年の自分と比べて成長を実感し、この機会に感謝の気持ちでいっぱいです。
セミナースタッフとしては、今後も受講生の声を大切にし、より良いセミナーを提供できるよう努めてまいります。
LCA受講生が全国で活躍し続け、PCRTの哲学が社会にとって必要不可欠なものとなるようなチームへと成長できるよう、引き続き前進していきます。
(文責:心身条件反射療法セミナースタッフ 倉持怜史)