第96回中級2(東京実技) 2022.9.11-12
患者として改善した症状を施術前と施術後で教えてください
- 保井先生に頸部の施術をして頂きました。久々のセミナー受講で無意識で緊張していたようで、更に家族関係や社会の出来事に無意識でフォーカスしていたようで、自信でも気づかない誤作動の信号が頸部の緊張をつくっていたようです。施術後はスッキリして家族関係の見直しもできました。
- 今回、とにかく呼吸が苦しい。胸が膨らまない感覚に体が疲労で大変でした。保井先生に治療していただきました。記憶が無意識の中で病や症状にシンクロしてる事実を身をもって体験できたことは貴重です。思い当たることはありますか?と言う問いかけに気づいたときに体が軽くなる体験をしました。呼吸しやすくなったのは驚きとしか言えません。
- 花粉症の治療を受けて意味記憶が出ました。そこで治っている自分をイメージすると、できていない自分がいて驚きました。どうやったら良くなれますか?の質問に対し色々と考えて鼻がスッキリしたら治ると思います、と伝えて治療してもらったらスッキリしました。ただ、ここでは自分で思い込んではいなく自分の患者様に似たような方がいたのでその情報を無意識のうちに拾っていたと思われる点です。なので自分自身は全然自覚が無いのにそういう状態になっていたのは驚きと怖さを感じました。意味記憶の使い方も本当に気をつけながらも(教え込もうとしない事)上手に誘導できたらなと思いました。
- 患者役としてアレルギー性鼻炎を治療して頂きアレルゲンからEBを特定する方から検査してもらい、ハウスダストでホコリとダニが陽性反応となり、こちらをEBとして認知調整法の意味記憶の一般情報が選択され病院で鼻中隔湾曲症だから症状が続くことが過去に診断され、それが反応していましたのでそれで調整して頂きました。前後の評価は、してもらわなかったので1回の効果までは解りませんでしたが、原因が解り納得できました。
- 一か月ほど前から施術中に鼻水が出る症状で治療して頂きました。
認知調整法 価値観 挑戦-仕事
その後、症状改善し、楽になりました。ありがとうございました。 - ①ぐわーんぐわーんとクラクラっと頭の中や視界が揺れる 頭部の移動で増悪:
治療前:
a 立ち上がり、座るとき、歩くとき、振り向いたときに増悪
b 目線を左、右、下に最大可動域まで動かして その位置で保持しているときに揺れが増悪 症状程度 8 - 治療後:上記 a b の症状が軽減した 症状程度 6
- ②甲殻類アレルギー:
治療前:症状(口腔内腫れ、吐き気、嘔吐)イメージ、食べている場面イメージで陽性反応
アレルゲンチャートを手で押さえる、甲殻類そのものイメージは陰性 予期不安9 - 治療後:上記のイメージをしても陽性反応が出なくなった 予期不安5
- 自分が、より無意識に入れる感覚があった。
自分の無意識と、患者役の無意識が重なる部分がある感覚がある。ただ、それは患者にとって届きそうにある所の無意識なのか、まだ伏せておきたい所の無意識なのかは分からないが。確かに無意識が重なる所があると感じた。 - 金属アレルギーの治療と蕁麻疹の治療をしていただきました。
【金属アレルギー】
治療前:高校生の時に診断を受けて以降、アクセサリーや腕時計など肌に直接触れるとただれる
治療後:家族に腕時計を借りて1日身に付けてみたが、反応が出なくなりました。
【蕁麻疹】
治療前:以前治療していただいてしばらく症状が出なかったが、8月から毎日出るようになった。
治療後:セミナー中も出ていたのが、帰宅後からまだ出ていません。
自身の思考にも気付けて、とても勉強になりました。
ありがとうございました。 - <治療前>左肩の屈曲(約140°)・外転・内外旋における運動時痛及び可動域制限がありました
<治療後>運動時痛が軽減され、可動域も10~20°は改善されたように思います。 - 今回はアレルギーでエピソード記憶での調整をしてもらいました。自分自身の納得感も高かったので症状の改善を感じることができました。
- 10年前のパニック障害からの予期不安が、PCRTの施術を受け軽減しました。胸のところにあったモヤモヤした感じの不快感が治療後に消えたのを実感しました。
- 患者として⇒右膝:屈伸時の圧迫感があった➡︎意念調整法で調整
圧迫感が軽減され、スムーズに屈伸できるようになった - 施術者として⇒右背部痛➡︎認知調整法で調整(T8,7骨系 挑戦:仕事)
- 右背部痛軽減 スッキリした
- ナルコレプシー
4、5年前に診断され、対処療法として薬を服用。診断前から症状はあり現在も治療中。
保井先生にデモで施術をしていただき意味記憶・肯定的な意図・充足感、成長で陽性反応が出現。陽性が出た時に何か自分の中でこの病気を都合よく利用(病気だから周りと同じ事をしなくてもいいや周りから優遇されるなど)している自分がいるのでは?と自分で自分を疑ったがそうではなく、充足感と成長は過去にこんな病気になったことがあるがそれでも今こうしてちゃんと自分の目標に向かって生きていけているということ。周りになかなか理解されない病気だから、経験した自分は同じような経験を今している人達に寄り添えるし力になってあげたいという納得感を得られました。 - 当日、久しぶりの緊張感の影響か頭痛があったので、良い題材と思いハード面
の施術を受けました。受けているその場で頭痛の感覚が薄らぎ、可動域・筋力検査も改善したことにやはり大きなインパクトを受けました。
施術者として課題や改善点を箇条書きにしてください
- 臨床で良い結果を出していると慢心になっていることにきづきました
- 浅学の受講生の「PCRTは楽しいですか」素朴な質問に考えさせられ、再度振り返ることができました
- アレルギー症状の皮質系の意味記憶が多いのに意外性を感じました。臨床で役に立ちます
- 今回、普段出たことがないキーワード、予想できない解答をされたときに、経験不足故に焦り戸惑い、進め方すらわすれてしまうほど慌ててしまったこと。
- 大脳皮質系の勉強不足。
- やはり自己流になっていたところ。
- 忘れていたやり方があった。
- 保井先生の施術を見てもっと適確なキーワードを伝えられるように。
- 患者様に教え込もうとしないで自然に気づいてもらえるスタンス。
- 今回セミナーに参加して術者側として筋骨格系の症状を治療し目安検査とEB検査の区別が出来ていなかった事を指摘して頂き、実際、現場でも治療前後の目安検査を省く事や患者の体の触り方なども指導して頂き、基本から改めて見直す必要があるなと感じました。
- 患者さんを置いてきぼりにしがちな点。あくまでも患者が主役。患者さんのラインで!
- 治療者のエゴが出ないように
- 知識、経験からの思い込み、決めつけが出るときがままある。それをなるべくしないように意識して臨床に取り組んでいくこと。
- 目安検査の直接マッスルテストの習熟度を上げていくように、臨床で使っていくこと以外にも時間を作って練習していくこと
- 一回の施術に時間が掛かりすぎる傾向があるので、全体的な習熟度を上げてスピーディーに施術をまとめられるようにしていくこと。
- 課題:患者との深いコミュニケーション
- 改善点:行き過ぎないように。エゴにならないように。
- 解剖学や触診術の知識を増やし続けていく。
- フィンガーテストの精度を高めていく。
- 認知調整法のキーワードに対する質問で、主観が入っているような質問はしないように気を付ける。
- 時間を決めて、時間内に施術が終わるように練習する。
- その場に合わせたマインド設定をしてPRT検査をする。
- 検査と調整の進め方を見失う時があるので、しっかりと頭にいれる
- 何を診ているのかをはっきりさせて診る
- 応用力が全く足りていない (指導して頂いた先生の応用力に感銘しました)
- 質問の仕方や内容をもっと工夫する
- 患者さんが答えを導いてくれている感覚をもつ
- 臨床では患者さんのある程度の理解が大切だと思いますので、スライドや動画を使ってより患者さんとの波長が高まることが大切だと感じました。
- 自院のHPや患者さんへの案内にイップスやジストニアを入れていないので、これからはアレルギーなどもふくめてたくさんの症例を扱っていこうと思います。
- まず、患者さんとの信頼関係が大切であると再確認しました。
- そして、感情面の質問を患者さんにするときに、自分の不慣れと不勉強から治療の流れがストップしてしまい前に進めなくなることがあります。
勉強と実践を重ねこれらを克服していきたいと思います。 - 患者さんと向き合うこと
- 認知調整法の説明を患者様に合わせて分かりやすく説明すること
- 認知調整法へ挑戦すること(経験をつむ)
- 患者さんとのラポール形成
- メジャーのEBに気づき、調整すること
- 結果を出すこと
- ハード面だけで改善が難しいと分かっているのに、逃げてしまう自分を改善する
- 検査から治療までの一連の流れの見直し。
- PRTをする際に理性が介入しているため、反応のみに集中する習慣づけ。
- 認知調整法選択、キーワード選択後に質問が誘導的になっているため納得感を引き出すための質問の仕方を洗い出し。
- 患者さんに脳の誤作動記憶の意味と施術を受け入れてもらうための普段の在り方。
- しばらくセミナーに参加出来ていなかったこともあり、流れや設定の変化が
衝撃的でした。
ハード面のカラダのバランス調整
辺縁系のプロトコル
術者としてのマインド設定
初めてセミナーを受けてから今日まで、施術者として上達できたところを箇条書きにしてください
- システム思考というのを改めて感じた。全てにおいて成長しています。特に患者との施術者との関係において並走できるようになりました
- しかし、良い結果が出ているといつの間にか慢心や傲慢さがでて患者に不快な感じを与えていることもあります。人間としてまだまだ未熟であります。この未熟さに気づくようになったのも成長かと思います。
- レッグテストやマッスルテストが、ある程度上達してると思えた。
- ごちゃごちゃ頭の中で整理できていなかった部分や、気づかなかった部分などに理解、気づきを得られたことは大変嬉しい。
- 喘息のデモで肋骨・胸骨の息を大きく吸ってPRT、吐いてPRTの検査が良かったです。次の日息苦しい患者様が来院し同じように肋骨・胸骨の骨EBがあり息を吸って吐いてで陽性。デモと同じように肋骨全体をEBとして進めて治療したら肋骨・胸骨の骨EBも取れて息が吸いやすくなりました。早速効果が出て感謝です。ありがとうございます。
- 意味記憶から辺縁系キーワードチャートと詳細チャートを使うのが新しかったです。こちらも早速使って効果が出ました。ありがとうございます。
- PCRTを学ぶ前は筋骨格系の症状を機械論的に診ていましたが、例えば最近、主訴が坐骨神経痛の方でも評価検査した際に自律神経系やメンタル系の数値評価が高く、そちらをメインに治療を切り替えると主訴の症状が今までより緩和するケースがありましたので、有機論での思考で治療が出来る事が自分の中で大きな学びとなっています。
- 先ずは自分がPCRTの理解を深めることが大切で、以前よりも徐々に深めることができ、それとともに患者さんの改善度も上がってきた。
- ソフト面を扱えるようになったこと
- PRTを扱えるようになったこと
- 脳系、神経系を扱えるようになったこと
- 潜在意識領域にアプローチできるようになったこと
- 経絡、気をあつかうと言われている鍼灸師ですが、PCRTを学び実践するようになってエネルギー/情報/信号(東洋医学でいう気)、EB(東洋医学でいう邪気)というものの存在価値を心の底から確信できるようになり、それらを扱うことが出来るようになったこと
- システム思考というのを改めて感じた。
- 治す・治してほしいというエゴや他責思考。治すということの理解が深まった。健全な関係性こそが本質だと感じた
- 患者からも施術を通して成長させていただいている
- ロゴスとパトスの違いが腑に落ちるようになった
- 自分の偏狭さを自覚できた
- 他者との比較・競争による成長ではなく、自己の内面的成長に少しづつではあるが喜びを感じられるようになった。その違いに「今」になってようやく気づいた。
- 患者に効果を感じてもらえるようになり、紹介につながって施術経験が増えてきた。
- 施術する際に、患者が初回や2回目以降に合わせて、チャートの使い方の応用も理解できるようになった。
- とにかく施術の幅が広がり、治療という概念が根本的に変わりました。
- 広い視野で患者さんの症状を診れるようになりました。
- 今までにない症状の患者さんも受け入れ、対応している自分自身に驚いています。
- 初めてのセミナーから今回までを振り返ると、フィンガー、レッグ、マッスルテストの 精度が格段に上達したように思います。
- 今回勉強になったのは保井先生のデモでした。アレルギー治療のデモではすごく高度なアプローチをされていましたが、最初の頃だったら全くついていけなかったと思いますが、どういう流れで何を行っているかを理解することができました。ただ、それを自分が臨床で行えるかという話になるとまだまだ応用的には出来ないので、さらに知識を深めて色々なアプローチの引き出しを増やしていきたいです。
- 各チャートの使い方が徐々にわかるようになり、治療の幅が広がりました。
- 目安検査の細かいポイントやコツを講師の先生からご指導いただき、お陰様で検査の精度が上がりました。
- 患者さんに治療の説明をするときに、PCRTで教えていただいた、宇宙観、人間観、治療観を通して説明することができるようになりました。
- 以前より、その場で改善できる患者さんが増えた。
- 明らかに組織を傷めている外傷でも、ブロックを取ることで痛みが軽減し早期に改善 する様になった。(EBを取れなかった以前の経過よりすごく早い)
- 目安検査、EB検査で問題となる部位を時間をかけずに見つけ出すことができています。
- 機械論的思考から有機論的思考へシフトし、施術の可能性の幅が増え始めたと実感しています。
- 症状や異常を有機的なものと捉えられるようになったこと
- 善悪の判定をするのではなくここにあるものとして考えるようになったこと
- 患者様の理解があるほど効果を実感しやすいと思うこと