PCRT臨床ノート一覧
PSYCHOSOMATIC CONDITIONED REFLEX THERAPY 心身条件反射療法(PCRT)
Clinical Notes Series
PCRT臨床ノート
PCRT認定施術者の症例報告に対する、創始者・保井志之による詳細な臨床解説シリーズです。反応言語の読み方、転換点の意味、フィードバックの視点を通じて、PCRTの本質的な理解を深めることを目的としています。
症例解説とは
各施術者の症例報告に対して、PCRT創始者・保井志之が反応言語の変遷、転換点のメカニズム、理論的背景を詳述した解説文です。
対象読者
PCRT認定施術者および受講者。症例を多角的に読む視点を身につけることで、臨床での応用力を高めることができます。
掲載について
症例報告者の許可のもとに掲載しています。患者情報は適切に処理されています。順次追加予定です。
掲載一覧
6 cases published
✓ 完治(12回)
投球不安(野球肘・内側上顆炎)
痛みは消えても投げられない——「本音を飲み込む」抑圧が封じた送球を取り戻した14歳野球選手
「"本音を言えない"という長年の抑圧から解放され、本当の自分を表現してよいのだと気づいたとき、送球への不安は必要でなくなった。投球不安は、言えなかった本音が投影された姿だった」
✓ 完治(4回)
投球イップス
「スタメンで出続けなければ」というプライドが近距離の返球を封じていた15歳キャッチャー
「"私はできる選手だ"という自己同一性の防衛が誤作動を生んでいた。自分のパフォーマンスに集中するという内的基準を手にした時、症状は必要でなくなった」
✓ 著明改善
過敏性腸症候群(IBS)
「周りの期待に応えないと信頼を失う」という思い込みが腹痛を生んでいた14歳女性
「自分の本音を伝えること——この一歩が、腹痛という身体症状を解消させた最大の転換点だった」
✓ 完治・競技力向上
腰痛・臀部痛(腰椎分離症)
「治らない」を乗り越え完治と競技力向上を達成した中学生バスケ選手
「評価・承認の重圧から解放され、失敗を恐れずチャレンジする自分の理想像と一致した時に、身体も競技力も同時に回復した」
✓ 完治
腰痛・下肢痛・下肢痺れ
9回の停滞を経て10回目の深い対話が転機となった62歳女性
「30年間閉じ込めていた"ただただ両親に優しく接してほしかった"という一言を口にできた瞬間に、身体が変わった」
✓ 著明改善
サッカーイップス
試合という情報環境が引き金となった状況依存型身体誤作動
「評価・承認によってのみ自己価値を確認しようとしていた少年が、試合という場でも自由に身体を動かせる体験を取り戻した」