土子 勝成
Bachelor of Chiropractic Science (カイロプラクティック理学士)、Bachelor of Applied Science(応用理学士)、AMI上級認定者、ICC国際コーチング連盟認定コーチ
つちこカイロ
最近私は患者さんにPCRT説明として「操り人形」の話をします。操り人形の人形の部分に問題がある場合は、人形である体を治療します。しかし、すぐに症状が戻ってしまう、クセになっている場合は、操っている側である脳や記憶を治療しますと。ところがこの操っている側をPCRTで解決するわけですが、これがなかなか難しいのです。
患者さんの理解は得られないし、誤作動記憶と言っても何のことやらとなります。そのため時に、この操っている側の治療はあきらめて体だけを治療のターゲットにしたらどんなに楽だろうと思ったこともありました。それだけでも治療院運営に問題ないですからね。
ところが最近、このPCRTのあるレベルを越えた感覚を得ました。このレベルを超えると臨床がすごく楽しくなりました。来られた患者さんと笑い楽しみながらどんな脳が操っているのか、どんな記憶が症状を誘発しているのかを探ることが出来ています。
このような臨床ができる今がとても幸せです。そして継続して学び苦しみ答えを出してきたことを良かったと思えます。
もしPCRT受講を悩まれている方がおられましたら、一歩踏み出すことをお薦めします。5年後・10年後の未来がさらに面白い臨床になると思います。