菊地 光雄
カイロプラクティック理学士(B.C.Sc.)、柔道整復師、AMI上級認定者、ICC国際コーチング連盟認定コーチ
カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・K
最近の慢性的な筋骨格系の症状は単なる構造由来の原因では無く、社会心理的な要因、すなわちストレスが影響していることが明らかになりました。ストレスによる影響で慢性化することで、従来の構造的な診方で施術を行うと改善しないことが多いです。このことは臨床を経験している方でしたら日々の臨床で体験していると思います。
現代医学でも慢性的な筋骨格系の治療法が見直しされています。HNKなどマスメディアで放映され、今までの腰痛の診断と治療法が問われています。医療は大きなターニングポイントを迎えています。代替医療の強みは何ですか?私は現代医学とは違った視点で、病理ではなく機能的問題を診られることです。
さらにPCRTは生体反応検査でブレのない客観的評価で機能的問題を、心(脳)と身体の関係性に目を向け「心身一如」的な観点から、自然治癒力を促進させる生命論的な施術療法として患者さんにも優しい施術であり矛盾のない臨床ができます。
私は臨床30年の経験から最終的な治療法が見えてきたと思っています。見えたことで満足するのではなく、今後もPCRTの奥深さを受講生の皆さんと学び知識や技術の向上を目指したいと思います。